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照明のちから

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2024年8月27日

『素敵のヒントシリーズ』はじめました!

~暮しを素敵に彩るモノやコト~


突然ですが☛『光を制するものは空間を制す』空間デザインにとって、配灯計画はとても重要な仕事です-☆同じ素材や色でコーディネートされていても、それ次第で印象がガラリと変わってしまいます。

今回は『照明のちから』というテーマで、空間に魔法をかける配灯のpointをご紹介したいと思います(^_-)-☆

事例写真と共にご参考にしてください。

配灯計画は、お部屋の用途に合わせて行います。こちらはご夫婦の寝室、「ホテルライクなお部屋で眠りたい」というご要望でした。
そこで、ベッドヘッドに間接照明、壁にはブラケットライトを、全て寛ぎの色温度2700K相当で統一しました。また、天井に主照明を付けない計画に‥。
ヘッド(造作家具)の間接照明が天井に回り、お部屋全体をふんわり包みこみ、安心感を生み出します。

本などを読むのに必要な手元の明るさは、ナイトテーブルに置いたスタンドライトで補うのがおすすめです。

↑アートを照らしているダウンライト、こちらはグレアレスという機能が付いていて光源の真下でないと眩しさを感じないようになっています。これもホテルライクなポイントですね☆

次は吹抜けのあるのLDK。狭小住宅のため、すべての空間が繋がるように工夫をしました。階段上のアートや階段下の植物を照らすことで目線の先が明るく広がります。

また、テラスに調光付きライトを設け、夜も室内と一体となる演出をしています。

このように、配灯によって生まれる動線や陰影が、空間の魅力を引出し、グレードアップさせてくれるのです。LEDが主流となりランニングコストも気にしなくて済むので、夜の時間を思いっきり愉しんで頂きたいと思います!✨

☛因みに、LEDランプのことを少しお話ししましょう。

蛍光灯や白熱電球の時代と違い、明るさはルーメン(lm)という単位で表記されるのが一般的です。これは光源から放出される光速(光の量)を表します。大きいほど明るいと覚えてください。

ただ、lmはまだまだ馴染みがなくそれだけではわかりにくいので、実際のW数とは別に電球何ワット相当と記載されていることが多いです。そちらを参考に購入すると良いでしょう。

また、照明の色(色温度)はケルビン(K)で表します。例えば↑写真のテーブル上にあるペンダント照明は2700~3000Kくらい。白熱電球色クラスです。この数字が小さくなるほど赤みが増し、大きくなるほど晴天の青空に近づいていきます。温度が高い炎は青い~と理科の授業で習いましたね(^_-)-☆それと同じように覚えておけば間違えないと思います。勿論実際のランプは色で熱さは変わりませんが(笑)

情報としてこれくらいを抑えておけば、一般的なLEDランプを選ぶときの参考になるかと思います。

まだまだご紹介したいことありますが、それはまた次の機会に。


最後までお読み頂きありがとうございましたm(__)m


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