2024年10月20日
『素敵のヒントシリーズ』はじめました！
～暮しを素敵に彩るモノやコト～
１０月も後半、すっかり秋らしくなりましたね、植物たちも安らいでいるのがわかります。夏を乗り越えたあとゆっくり休息をはじめ、色づきながら風を愉しんでいる。そんな庭の様子を眺めるのがとても好きです。
今回は、いまどきの中庭と手入れの簡単な（ほったらかしともいう）下草について書きました。
まず、庭の植栽計画は、通常『高木』『中低木』『下草』『グランドカーバー』などの植物で構成されます。小さな中庭の場合は高木を避け、中低木を中心に計画します。建築物とのバランスやメンテナンスを考えて選択する必要があるので、樹木選びはプロに相談しましょう！
さて、こちらは昨今人気のテラスガーデンです。写真手前の木はこれまた大人気のアオダモ。足元に低木と下草を配しています。
●フッキソウ
●キチジョウソウ
●クリスマスローズ
●カレックス など。
これらはすべて常緑の下草です。年中葉を残し同じ様子でいてくれる…というもの。秋冬の庭でも淋しくならず、グランドカバーとしても一役買います。また、樹木の根締めや乾燥予防の役割も果たします。
●クリスマスローズと●カレックス、このふたつはほぼ毎回ご提案の中に登場するお気に入り♪
ピックアップしてご紹介しますね。
クリスマスローズ
その名前の時期には咲かないですが、早春から夏まで花（がく）を愉しめるのが魅力です☆新品種も多くありますが、写真はアトリエの庭のクリスマスローズ。２０年ほど前に株分けで頂いたもの。今でも沢山の花を付けてくれます。
カレックス
中でも私はブロンズ系が気に入っているのですが、その名前と相まって枯れてるの？と聞かれます(笑)よく見るとちゃんと艶のある葉っぱなのに(;’∀’)この子の魅力をわかって頂きたい！
写真のようにふんわりと円錐に広がる様子は爽やかでダイナミック✨自然なスタイリングに欠かせないアイテムです。
ところで…中庭のテラスガーデンはプライベート空間とすることが出来て、ライティングを工夫すれば夜もアウトドアリビングを満喫出来ます♪
ほんと、私もこの空間が欲しい！
こちらのお宅にはアオダモの他に、ハート型の葉っぱが可愛いマルバノ木という低木も植わっていて、これらは美しく紅葉したのちに落葉します。株立ちの綺麗な樹形を選べば冬は足元の緑と共に鑑賞出来、オフシーズンが無い感じです。中でもアオダモはしなやかで幹の美しさに定評があります。
３坪程度の小さな中庭でも、ちゃんと計画すれば四季折々に愉しめる
豊かで素敵な空間になります✨