2017年7月1日
リネン…と聞くと何を想像するでしょう?
おなじみの麻と呼ばれるものですが、中でも「リネン」は亜麻という植物から作られるしなやかで肌触りも良い繊維です。なのでお洋服にも使われ、夏には欠かせない素材ですよね。インテリアでもクッションやカーテン、クロスやランチョン、様々に使われます。私も大好きな素材なのでよくご提案します。
①↑上の写真は薄地のリネンを木製ブラインドと組み合わせた写真。ざっくりとした透け感がリゾート風の癒しを感じさせます。
②↓もっともリネンをイメージさせるカラー。無垢のこっくりした床色が文句なしにぴったりです。
③↓大のリネン好きのお客様で、お手持ちのリネン生地をプレーンシェードに仕立てた例。白のガーゼにビーズのトリムをあしらってエレガントに。
④↓寝室のクローゼットの仕切りに使った例です。カーテンボックスに仕込んだ照明でカーテン全体が間接照明になりました。柔らかな光がリネンを透過し不思議な安心感を醸し出していました。
⑤↓最後はリネンにも色んな色がありますよ~の例でこちらはマスタード。夏用の階段仕切りです。冬はまた別素材のカーテンに衣替えします。
様々なシーンのリネンカーテンをご紹介しましたが、お気づきでしょうか?裾が床にひきずっております。はい^^わざとです。リネンは天然素材なので、生地の重みや湿度などにより伸縮します。特に目の詰まったストンとしたものほどその調湿効果は高く雨が降ると伸び、乾燥すると縮みます。なのでテラス窓や間仕切りに使う際はあえて少し長めにします。先に伸縮防止加工というのをすると軽減しますが、この<ブレイク>させた感じがリネンの持つ素材感を愉しめるのでおすすめです♡また水洗いをすることで縮みが発生しますので、その分の予想も必要です。が、寸分違わずきちっとしていないといや!という方にはおすすめ出来ないですね(^_-)-☆
最近ではリネン=ナチュラルインテリア…だけでなく、ラグジュアリーモダンに加える抜け感…そんなラインに合う商材も増えています。
さて、本日より7月となりました。7月はおすすめの低木常緑をご紹介します。まず一週目は<ローズマリー>皆さんご存じですよね!勿論お料理に使えます。下垂性と木立ち性がありますが、生育が良いとどちらも大株になりワイルドです。建物際で石と組み合わせて<ロックガーデン>にすると今人気の<カリフォルニアスタイル>などにもお似合いです♪