2019年3月16日
ものづくりをする時には必ずコンセプトを考えます。それが小さなものであっても飛ばしてはいけない大切なことです。おろそかにすると迷走し、時には酷い有様にもなります。
ご依頼内容は様々だけれど、私のところにやってくるお仕事にはほぼ決まって同じコンセプトが含まれます。
それは『心地よい』ということ。
なぁんだ、そんなの当たり前~と思いますよね?
そうです。人が心地よい場所で過ごしたいと思うのは全く当たり前の欲求です。
でもそんな当たり前の欲求をどうしたら満たせるのか、何が問題なのか、どうやって維持するのか、考えたり伝えたりするのがむずかしい…
なので、ご依頼を頂いています(笑)
住まいであれば住まい手が、公共施設であれば利用者が、心地よいと思うように空間をデザインすること。そこに彩りを添えることが仕事です。
彩りとは、美しいと感じるスパイスや愉しみのようなものだと考えています☆
先日長く関わったお仕事がひとつ完了しました。大学病院のエントランスホール一部リニューアルと、長いホスピタルストリートの活用について提案し、それを納める仕事でした。
国立の施設など初めてでしたので、戸惑うことも多くありましたが、何ごともご縁。医療空間を心地よいものにするお手伝いができることは嬉しく、やりがいがありました。
どんなコンセプトでご提案したか…などは次回ご紹介したいと思います。
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