2017年4月29日
ゴールデンウィークの始まり♪
特に予定はないですが(笑)暖かくなり、周りのワクワクも伝わって大好きな季節です。植物もどんどん元気になりお庭にも目がいくようになります。お庭のリフォームのご依頼が一番増えるのもこの時期。
私はインテリアコーディネーターとして、お庭のデザインをしています。インテリアは内側、庭は外側、と物理的に見れば違和感があります。けれどインテリアも庭もライフスタイルの一部として見ればどうでしょう?切り離して考えるのはもったいない!
日本のように敷地の狭い住宅事情でお庭を日々の生活に取り込めば、より広がりと愉しみが生まれます。その魅力を知っていただきたいと心から思います。
餅は餅屋、施工やメンテナンスは庭職人さんにお願いするのですが、庭の見え方や使い方にはやはりデザインが必要で、スタイルもインテリアのコンセプトに繋げていくことがお勧めなのです。
私が主宰するnono庭₊はそのような考えで活動するプロジェクトチーム。庭の施工時には私も立ち合い植栽をスタイリングしていきます。図面上では表わせない微妙な立体感や陰影を創り上げていくのは、なかなか重労働ですが外せない仕事です。
中には植物は面倒だから一切いらないという方もおられます。けれど豊かな暮らしの条件には必須のものだと思います。スタイルとして「ナチュラルな庭」ではなくデッキやテラスのスペースを充実させたい、という場合はインドアガーデンやコンテナガーデンで緑を取り入れるだけでも癒し効果が得られます。
また、ワンランク上の「クールでラグジュアリーなガーデン」がお好みの方は、インテリア誌MODERN LIVINGがそのようなスタイルを多く掲載しているので、是非参考になさって下さい。
福井県では雪などに配慮しての植物やファニチャーの選定も必要ですが、庭とインテリアの関係…このゴールデンウイークにちょっと考えてみてはいかがでしょうか?